2年ほど前からニホンヤモリやカナヘビを飼育してきました。

しかし温度調整やエサの調達が上手くいかず、世話をがんばってしているつもりだったのに死んでしまうことがありました。

そこで、思い切ってお金を出して環境を整えて人工エサもいろいろと試してみました。→エサのページ

その結果、寒い冬も元気に過ごしています。

現在、うちのニホンヤモリのヤモタンタンはこんな環境で飼育しています。

試しに買ってみて結局食べなかったり使わなかったりしたものもあります。

かかった金額とともに飼育に必要な物品を見ていきたいと思います。

 

爬虫類用シートヒーター

4,815円

レプタイルヒートXS爬虫類用シートヒーターというものを利用しています。ケースの大きさに合わせて買いました。変温動物のニホンヤモリにやさしい暖房とのことです。

グラステラリウムナノの底にはこういったヒーターが差し込めるようになっているので一緒に使用すると便利です。

冬はヒーターの差し込んである上にいることが多いです。

値段が高いのでお母さんがケチって人間用の椅子の上に置く電気毛布を買って試してみましたがあまりあったかくなりませんでした。

人間用の電気毛布はだめでした
ケースの下に入ります

クリップグロースタンド

4,815円

紫外線ライトの電球を固定するソケットと電源ケーブル。屋内爬虫類、両生類飼育専用クリップスタンド。GLOSTAND。狙った場所に光を照射し熱に強いソケットとコードを採用しているとのこと。ビニールハウスの柱にクリップで止めています。角度が簡単に調整できるので使いやすいです。

紫外線ライト

3,630円

スパイラルソフトという商品です。ウェブで買うとホームセンターより安いです。爬虫類には紫外線のUVAとUVBが必要ですが、UVBはガラスを通過しないとのことでUVBライトを買いました。UVAはガラス越しでも大丈夫なので天気のいい日に日が当たる場所に移動させたりしています。朝つけて寝るときには消しています。

アルミシート 

110円

ビニールハウスの下に引いて冷気をシャットアウトします。何かを落とすこともあるので掃除も楽です。100均で買いました。

飼育ケース

5,000円

飼育ケースは体長の2倍ほど必要と言われています。登れるところがないと同じ体制でじっとしていてしっぽが曲がってしまうこともあるそうです。以前は飼育ケースに流木などをいれていましたが、垂直に壁を登るのが好きみたいなのでグラステラリウムナノというケースを買ってみました。

このケースは壁面が岩場みたいになっていてヤモタンタンは夜になるとそこを登ってきます。

またケースは壁が開けられるので掃除やエサやりがしやすいです。上の網の部分も取れます。ガラスが透明でくもったりせず観察もしやすいので僕も気に入っています。

冬用の人工エサ(半ねりタイプのレオパゲル)

6,000円

10月から3月はヤモリの好きな昆虫や蝶などが捕獲できないので人工エサをやっています。人工エサもいろいろと試しましたが(詳しくはエサのぺージへ)結局食べてくれたのはこの半ねりタイプのレオパゲルだけでした。一袋1,000円ぐらいなのですが1か月で使い切らなくてはいけないので10月から3月の6か月間で1,000×6=6,000円かかりました。ちなみに1か月では一袋は食べきれません。

家庭用ビニールハウス

3,000円

ヒーターをつけるほどは寒くないときや、真冬にエサを食べるときに壁に登ってきたときに体が冷えるといけないのでケース自体を家庭用のビニールハウスに入れています。ビニールハウスの柱に電気をつけたりできるので便利です。あとエサとかピンセットとか霧吹きなど、飼育に必要なものをビニールハウスに入れておくと散らかりません。

乾燥エサ、こおろぎ、ふすま、ミルワームなどその他試したエサ

2,439円

結局食べてくれたのはレオパゲルだけでしたがレオパゲルにいきつくまでに様々なエサをためしました。

エサをあげる用のバンブーピンセット

964円

普通のピンセットよりも大きく、ニホンヤモリもびっくりせずにエサがあげれるかな、と思って買いました。しかし、細かいエサがつまみにくくて結局家にあった普通のピンセットであげています。なので買う必要はありませんでした。

2倍も大きい!

温度計・湿度計

110円

ビニールハウスの中に入れて温度と湿度をみるのに使っています。自立型のやつが100均にあったので買いました。

見やすいです。

ヒーターの電気代

2,520円

10月〜4月の7か月間、ヒーターを24時間入れっぱなしで使いました。ヒーターは12円/1日とのことなのでひと月30日として12×30×7=2,520となりました。

紫外線ライトの電気代

2,847円

紫外線ライトは明るい時間帯、約12時間、365日使います。1日(24時間)当たり15.6円/1日とのことなので、12時間あたり7.8円/半日で7.8×365=2,847となりました。

合計金額 36,250円!!

Ymarinosuke

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YamoMaMa

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Yamorinosuke

たった1匹の小さなニホンヤモリを買うのにこんなにお金がかかってしまいました・・・・。

自然にいるものを人工的に飼育するのはお金がかかります。

自然はすごいです。自然を大切にしなければいけないとおもいました。