ニホンヤモリは動物食で、自然に生きているニホンヤモリは昆虫やクモ、ワラジムシなどの陸生の節足動物を食べています。
春から秋は公園や草むらで虫やクモを捕まえてあげていますが、冬はこれらの生き物が見つからないので人口エサを買ってきてあげています。しかし、なかなか買ってきたエサを食べてくれないことがあり焦りました。ここでは、僕が今まで試した人口エサを紹介します。
生きているミルワーム
ミルワームは、ゴミムシの幼虫です。大体のホームセンターのペットのエサコーナーに売っています。ミルワームのエサは、小麦のふすまです。ふすまの値段は、300円ぐらいです。虫かごにふすまをいれて放置していたらゴミムシの成虫になっているやつもいました。ニホンヤモリの前に買っていたカナヘビは食べてくれていましたがニホンヤモリのヤモタンタンは食べてくれませんでした。
ミルワームの値段は260円でした。
安くて管理もしやすいのでカナヘビを買っている人にはお勧めです。ニホンヤモリは食べてくれませんでした。
ミルワームと一つ屋根の下~!
ドライタイプのエサ① レオパドライ
レオパドライです。吸水させて柔らかくしてからあげるタイプのエサです。
吸水タイプの餌はふやかすのか大変です。
時間が経つごとにふにゃふにゃになってきて、あまり時間が経ってない時に食べさせてしまうと、あまり水を吸収してないので、パリパリで食べるのを嫌がります。口の中に入れて食べたと思ったら、ベロで押し戻してきます。
逆にふやかしすぎるとピンセットでつかむとボロボロと崩れてしまいうまくあげることができません。
常温で保存できて量も多いので食べてくれたらよかったのですが・・・。
レオパドライの値段は847円ぐらいです。
エサの大きさが径3.8~4mm、長さ14~16mmでニホンヤモリには少し大きすぎたので小さくちぎってやっても食べませんでした。
タンスのこやしにもならない~!
ドライタイプのエサ② 乾燥ミルワーム
乾燥ミルワーム
乾燥ミルワームを飼ってやってみましたが、外の皮が硬すぎるのか全然食べてくれませんでした。調べてみるとミルワームの外皮はキチン質と言って消化に悪いとのことでした。
感想ミルワームの値段は510円でした。
人口エサの中ではニホンヤモリには一番ウケが悪かったです。見向きもしてもらえませんでした。
多勢に無勢・・・。
缶詰入り コオロギ
加熱処理したなまタイプのコオロギです。本物のコオロギはうるさいとお母さんからクレームがあったので缶詰入りを買ってみました。
本物のコオロギはホームセンターでXSサイズからLLサイズまで選べましたが缶詰入りのコオロギはサイズが選べず、Lサイズぐらいの大きさで、ニホンヤモリにそのままあげるのは大きすぎました。そしてまったく食べませんでした・・・。
お母さんが人間の食べ物が入ってるところには入れたくない、と言って冷蔵庫で保存させてくれませんでした。なるべく気温の低い玄関に置いておきましたがしばらくすると白いカビが生えてしまいました。
缶詰入りのコオロギの値段は、877円位でした。
生タイプで本物のエサに近くてよさそうでしたがニホンヤモリは見向きもしませんでした!
開封時のフレッシュな匂いが・・・・。
半ねりタイプのエサ レオパゲル
半ねりタイプの人工餌
ヤモリにはドライタイプではなく、ハンドタイプを餌としてやっています。直接餌が入っているわけではなく、アクエリアスの手で握って飲むみたいなやつの形に入っています。僕はまずドライタイプと乾燥ミルワームを買ってヤモリにあげましたが、全然食べなかったので、ホームセンターにもう一回行ってみたらハンタイプがあったのでそれを買ってやってみたらうまくいきました。
半練りタイプの人工餌の値段は60g入りで約900円でした。100gあたりに換算すると1,500円です。
この半ねりタイプのエサでなんとか冬を乗り越えました!
今晩の夕食、100gあたり158円の豚の小間切れ肉・・・!!
「冷蔵で保存し、1か月以内にご使用ください」と書いてあります。ニホンヤモリ1匹が到底1ヵ月で食べられる量ではありません!1か月で出したけど食べなかった分も含めて1/4もなくなっていません。10月から3月までの6か月間このレオパゲルをあげると6袋も必要になります。